杉山頴男のサムライ読本
万人にわかるハガクレ(葉隠)
人は死ぬ。これ以上の平等はいらぬ。剛くなれ
(山本常朝葉隠」新解釈)
第1回 元禄武士のノスタルジー。畳の上の戦場「城」
第2回 『葉隠』は武士道の書にあらず。畳の上の奉公道の書
第3回 「武士道」は父の背中から「見つけたたり」
第4回 武士道と云うは「死狂い」と見つけたり
第5回 表の奉公から陰の奉公。「慕い死」の奉公
第6回 武士道と云うは、端的只今と見つけたり
第7回 人はみな必ず死ぬ。これ以上の平等はいらぬ
全7講話1000円
(上記は杉山頴男Net私塾を武道通信の電子書籍へ移行)
負け知らずの生き方 武士の作法
武士道というは、負けないこととみつけたり
『葉隠』の「武士道というは、死ぬこことみつけたり」とは、
負けないための心得を説いた文言である。
「命のやりとり」の勝負のとき、死を覚悟したほうが負けない
ことを戦国の武士は合戦の経験から学んでいた。
武士の作法は、すべてこの「負けない」ためのマニュアルから
生まれている。
[世界精神文化遺産]ニッポンの武士の生き様を学ばれよ
本書の底本は2008年に並木書房から刊行された『使ってみたい武の作法』
470円
PDFファイル 18MB
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日本刀はなぜに日本人の魂なのか
高山武士
あなたは日本刀を持ったこと、振ったことありますか?
日本刀のこと、どれくらい知ってますか?
我ら祖先が刀剣に森羅万象を表わしたことを知ってますか?
<目次>
序章、 初めて日本刀を手にしたとき、あなたは第一に何を感じるだろ
一章、 遠い祖先はいつも命を考えていた。刀は生命力のシンボル
二章、 なぜ、日本刀は火をくぐり研ぐのか 神に昇華していくため
三章、 日本刀はどこから来たのか 邪馬台国が教えること
四章、 刀に美を求めたのは日本人だけ日本の美が集約された日本刀
五章、 神道に道教、密教、そして仏教が混じる 刀剣もまさに神仏習
六章、 他国の刀にない日本刀の研磨 日本独自の思想が見えてくる
七章、 刃文は日本人が愛した不定形の曲線の美
八章、 「刀はすべからく古刀へ還ろう!」水心子「復古刀論」の意味
九章、 刀の拝領が最高の栄誉だった。剣道家よ、日本刀を蘇らせよ!
十章、 刀剣道―刀の手入れの作法化 手入れが精神性を取り戻す
十一章、 日本刀の手入れ 武士の心得なり
終章、 湾刀を最初に使ったのは古代東北軍(蝦夷)
なぜ湾刀になったか? この謎に一つの仮説
『武道通信』創刊号から十ノ巻までに掲載された稿に新たに構成し、オンライン読本としました)
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PDFファイル 2.7MB
100円
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柔―回帰曲線
―より習い柔を知り、柔より還る元のその位置―
佐々木 建
柔術を嗜む草莽の武辺者が
己の<柔視点>から語った
武辺記つれづれ
<目次>
一章、 柔の技術
二章、 柔に関する雑談
三章、 柔の視点で社会を覗く
<あとがきき>
武道通信かわら版(メールマガジン)に2003年8月から掲載された稿に新たに書き下ろし原稿を添えオンライン読本としました)
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PDFファイル 245KB
100円
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総合格闘技と武道
―格闘技通信 源流の旅―
杉山頴男
日本の総合格闘技の未来を問う
『週刊プロレス』から『格闘技通信』を創刊した杉山が、
いま興隆の総合格闘技に、あるいびつさを見、その源流をたどる
<目次>
大道塾・東 孝の軌跡 空道武道―格闘空手から空道へ
シーザー武志の「天」 Shoot Boxing―キックからの飛揚
格闘技でしか学べないものを若者へ伝える使命
安藤毎夫の中心力
養神館龍―合気を日本人を育てる武道に
塩田剛三の影像を求めて
角田信朗の使命
正道会館 ―グローブ空手の体系化
それが僕のライフワーク―K1競技聖域の番人
(『武道通信』二十一ノ巻〜二十三ノ巻に掲載された稿を併合し
オンライン読本に)
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PDFファイル 654KB
100円
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オンライン復刻版
軍刀の操作及試斬 陸軍戸山学校 編 昭和19年発刊
「剣を学ぶ者、竹刀のみの修練を以て足れりとするときは、実戦に用を為さざる
小手先の技術に堕し……」――
陸軍将校は、日中戦争で竹刀剣道は真剣操作とまったく違うものだと知ったのだ。
帝国陸軍は帯刀(サーベル)する士官に向け、昭和15年、大東亜戦争開戦1年
前、『軍刀の操作法及試斬』を刊行。17年には『短期速報教育軍刀(一撃必殺)
訓練要領』を刊行。そしてまさに時局、本土決戦の風雲急を告げる19年、この2
冊を併せたものが編まれた。これが陸軍戸山学校編『軍刀の操作及試斬』である。
「序」に「一般よりも之れが単行本として頒布を希望する者極めて多き為」とあるが
この書は本土決戦に備え、発行したと推測する。
<目次>
序 陸軍戸山学校校長 鵜澤尚信
軍刀の操法(其の一)
趣旨
一、目的
ニ、本訓点要領の特長
三、訓練事項
四、実施要領
五、実施上の注意
六、教育実施後の所見
七、(参考)剣術、刀の操法、試斬の比較
軍刀の操法(其のニ)
一、目的
ニ、実施法の概要
三、実施上特に注意すべき事項
四、敬礼
五、準備姿勢
六、抜刀及納刀
七、操法
第一本(前敵)第ニ本(右敵)第三本(左敵)
第四本(後敵)第五本(突敵)第六本(前後敵)第七本(左右敵)
試斬
一、試斬の必要
ニ、試斬の目的
三、実施法の概要 1 斬撃要領 特に奥旨(コツ)の修得
2 刀の取扱に慣熟すること
3 気迫の充実
4 斬撃の部位
四、実施要領
一、刀の抜き方
二、刀の持ち方
三、斬撃刺突の方法 1 真直斬 イ 正面据物斬
ロ 乗馬片手軍刀術、片手斬
五、実施上の注意
六、刀の準備及手入れ
七、試斬に使用する資材
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PDFファイル 約6.3MB
200円
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オンライン復刻版
兵法要務 柔術剣棒図解秘訣 明治20年発刊
「勇敢活発ナル日本魂ハ 本書ニ依テ鼓舞セラル!」
明治のサムライが日清戦争(明治27)、日露戦争(明治37)へ
立ち向かおうとする近代日本へ武術の再興を託した著。
先の『武道圖解秘訣』より3年前に刊行。
勝 海舟 題字 山岡鉄舟 序文 榊原健吉 校閲・後秡
井之口松之助 編集
総目録
◎叙言
◎柔剣棒之総論
○柔剣棒学シテ功アル辨(弁)
○初心心得
○度数ヲ重ヌル辨
○撃剣執握ノ法
○食料ノ戒
○相手ヲ擇(択)ムヲ戒ム
○掛声ヲ必発スヘキ辨
○気當リノ大事
○體当リノ大事
○達者ノ心得
○附石ノ辨
○無念無想ノ辨
○極意ノ辨
○試合ニ可打塩合ノ事ヲ辨
○仕合に八箇條ノ法アル論
○心気力一致ノ事
○七知ノ教ノ事
◎柔術ノ部
○手觧(解)十二手図解
(名称)鬼拳 振觧 逆手 逆指 片胸捕 両胸捕 小手返
両手返 気捕 天倒 扱取 打手
○初段居捕 十手図解
(名称)真ノ位 添捕 御前捕 袖車 飛違 抜身目付 鍔返
両手捕 壁添 後捕
○同立合 十手(本)図解
(名称)行違 突掛 引落 両胸捕 連拍子 友車 絹潜 襟投
手髪捕 後捕
○同投捨図解 二十手
(名称)撞木 刈捨 朽木倒 腰車 横車 片胸捕 毛髪捕
小具足 腰刈捨 獨? 小手返 引落 手繰 捨身 下藤
腕絡 矢筈 両手捕 両柄捕 後捕
○乱捕 十二手
(名称)襟捕 小手シギ 突込 胴メ 捨身 組合突込 腕シギ
肌我 腰投 捨身投 背負投
◎撃剣ノ部
○短刀ヲ学フベキ辨
○巻藁土段ノ事併図
○戸田竜両分銅鎖ノ事併図
○遠当ノ法
○撃剣形ノ図併図解
○同小太刀図解
○六尺棒ノ図解
○太刀棒立合ノ図解
○半棒図解
○当身真図
○早懸ノ図
○三寸縄五寸縄ノ大事
○九字秘法併切紙九字之大事併図解
○十字大法併併図
○年中風雨考
○不成就日
○孔明六曜星操法
○榊原健吉君後秡
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PDFファイル 約7.23MB
200円
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オンライン復刻版
兵法要務 武道圖解秘訣 明治38年発刊
100年前の武術書が、今よみがえる!
勝海舟が題字を書き、榊原健吉があとがきを書いていた。
露戦争勝利の年の明治38年刊行。
近代化の波の中、武術を後世に伝えようとしたサムライたちがいた。
現代の武道家、必読の書。圖解(イラスト)も豊富です。
送り仮名もあり、十分に解読可能です。
勝 安房君 題字 榊原健吉君 教並校閲
田子信重先生 教授
井之口松之助 著述
PDFファイル 約27.164バイト
200円
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坂井三郎の遺訓――若きサムライたちへ 『武道通信』と坂井三郎
59年目の敗戦の日がめぐってきた夏、アテネ・オリンピックが開催された。
柔道、水泳、体操の日本のお家芸での日本選手の奮戦に、日本中が沸いている。
大東亜戦争では死力を尽くし、野に海に斃れていった多くの日本の若者たちがいた。
彼らの胸にメダルはないのだろうか。
大空のサムライは語った。「英霊たちよ、あなた方の死はムダではなかった。アジア
から多くの独立国が生まれたのだから」
日本選手を応援する若者たちへ問いたい。愛国主義とは? 死力を尽くすということ
は? そして戦争とは?
いまは亡きサムライの声を、君たちへの応援歌として贈る。
目次
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語部が語る「戦争論」 英霊たちの死の代償 (参ノ巻)
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真剣勝負 (八ノ巻)
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前田日明との対談 日本人の戦争論は間違っている (八ノ巻)
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最後の講演 英霊たちよ! 平成12年6月 (十四ノ巻)
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二回忌追悼 坂井三郎 永久に (十九ノ巻) 坂井三郎の漢(おとこ)ぶり 前田日明 /坂井分隊士の声がする 山中志郎 / 零戦の空戦哲学 松下大圭 /英霊の伝達者 坂井三郎に訊け 杉山頴男
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PDFファイル 全537Kバイト
100円
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田中光四郎・著 照準のなかのソ連兵
田中光四郎 著
昭和60年(1985年)2月7日、ひとりのサムライがアフガニスタンへ飛んだ。
その日、奇しくも北方領土の日、この日本の地を占領しているソ連と戦うためであった。
ソ連の侵略に戦うアフガンゲリラ(ムジャヒディーン=聖なる戦士)に身を投じ、
義勇兵に志願したのだった。
その奥底に武道家として「いざ、本当に死ねと決意したとき、死ねるか」との自問であった。
カラシニコフ(自動小銃)を抱き、銃弾が耳元をかすめ、地雷が埋められている道を這う。
そしてときに戦友の死を看取る。
道場にはない戦場の死と向かいあったとき、
武とは、日本人とは、民族とはが見えてくる……。
目次
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1 スルビの戦い
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2 出国――アフガニスタンへ
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3 ジグダラク
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4 ボンバー・タイム
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5 再びジグダラクへ
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6 空手
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7 アフガニスタンの歴史
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8 ソ連の野望
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9 ダナゲイの戦い
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10 四季/虫や蛇も生きている/あだ名さまざま
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11 病気と怪我/日本青年社/ソニーとサンヨー
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12 禅と和歌/ムラオマルの戦い/あとがき
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PDFファイル 約25Mバイト
100円
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別宮暖朗・著 軍事史からみた「南京事件」の真実
1937 南京城外の死者――軍事史からみた「南京事件」の真実 ――
全力をもって上海で戦った帝国陸軍の予備師団の老兵にこれを捧げる 兵頭二十八氏との
共著『戦争の正しい始め方、終わり方』を上梓した 世界大戦の権威、別宮暖朗の未発表論文。
世の通説、戦争・軍学に 無知な知識人たちの浅慮をうち砕き、「南京事件」の真実が明らかになる。
目次
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1章.戦争はどのように起こるのか
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2章 ドイツ軍事学と事前戦争計画
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3章 侵略とは何か
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4章 第一次世界大戦の開戦原因
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5章 浸透戦術
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6章 第二次南京事件とテロ
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7章 第三次南京事件と幣原外交
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8章 上海租界
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9章 上海決戦
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10章 掃討戦
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11章 昭和天皇と上海決戦
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100円
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