ホーム
Webで読む
武道通信
Web武通
購入案内
新刊案内
既刊案内
兵頭二十八
を読む
オンライン
読本
告知板
リンクHP
無銘刀
(掲示板)
Web
論客対談
茶店の一服
ひとこと
聞きたい
 
E-mail

武道通信 二十ノ巻


【格闘技対談】 前田日明 佐竹雅昭
プロ格闘技よ、どこへ行く

特集「反米」は武士の作法

論客/兵頭二十八 木村三浩 嘉村  孝 杉山頴男


 巻頭談言  杉山頴男      ◎対談、鼎談読後、お読みください

真剣勝負―失われた鎖の環
週刊プロレスから格闘技通信、そして武道通信への進化の系統


格闘技対談】 前田日明 佐竹雅昭 

総合格闘技ブーム草分けの二人がボブ・サップから武道教育までを語る
ボブ・サップの強さの秘密/格闘技とプロレスの垣根/格闘家のプライド/吉田秀彦戦で知ったこと/総合打撃道/武道を義務教育に/

<対談、ほんのさわり>

佐竹 はじめに前田さんにボブ・サップ人気の秘密は聞かれたけど、プロレス的という言葉が出たので言いますが、70年代のジャボ・マックス、筋肉マンのムキムキマンと同じなんですよ。格闘技というよりプロレスに近い存在だから人気ある。だからバライティー番組が合う。

前田 たしかにパワーに圧倒されるというわかりやすさがある。

佐竹 格闘技とプロレスの区別がわからなくなったのも、いまの社会の何でもありが反映しているじゃないですか。区別がわからなくなったというのは、いまの観客が格闘技とプロレスの垣根を気にしなくなったからだと思いますね。

前田 たしかに。ビートたけしが現在のK―1、プライドは古代ローマの映画「グラディエーター」のような残酷ショーになりつつあると雑誌で言っていたが、ボブ・サップの出現でプロレス的なものを飲み込んでしまった。プロレスがむづかしい時代になった。

佐竹 格闘技も同じでむづかしい時代になりましたよ。

前田 猪木さんはプロレスと総合格闘技を同じイメージにしようと思っているようだね、自分の言い訳のために。

佐竹 前田さんは猪木さんのところでプロレスをやっていて、猪木さんのプロレス観みたいなものはよく知っていたんでしょう。

前田 当時、馬場さんの全日本プロレスは、お客さんはまだプロレスがフィクションたることを知らないだろうという前提のメルヘン的な部分でプロレスやっていた。新日本プロレスの猪木さんは、もうプロレスはバレているけど「おやっ」と思わせるためにはどうするかを考える、と言う戦略でだったね。

鼎談 プロレスと格闘技の狭間

小松直之 佐々木建  杉山頴男  

 『週刊プロレス』『格闘技通信』を生んだ弊誌の杉山とUWF、前田日明ファンのWeb通信員の二人(小松、佐々木)の鼎談。ボブ・サップはプロレスラー? 総合格闘技はプロレス化する? UWFの前田、佐山、高田とは? そして『週刊プロレス』から『格闘技通信』へ、『武道通信』への“進化”のミッシングリンクが明かされる。

前田日明よ、次のステージの種を蒔け 村崎邦男

★今巻の「床几」は前田日明コール 増元 浩/あしたのアキラ/小林秀樹 /角田芳樹


特集「反米」は武士の作法

我が失いし心映えする作法を「反米」というくくりで考える

國、敗れざるも我が魂は勝利する(神風特攻隊の遺書)      杉山頴男

木村三浩に聞く(聞き手・時枝松陽)反グローバルな国際共同戦線を築け

「会津戦争」の今日的戦訓―兵は国の大事、……察せざるべからず 兵頭二十八

武士道とは…二つあり 嘉村 孝

「独行道」―個の強さ 加藤花当斎


 ▲国家意識の欠如が「拉致」を拡大させた 土屋たかゆき

 ▲ブルーブラッド(日本帝国海軍の気概)    山本 有

 ▲産と大東亜戦争の敗因         木谷宇摩太郎

   連載

田中光四郎 「思無邪」
 
第二話 なぜイラクへ行くのか

山本伊佐夫  鉄砲は卑怯な術か武道か
      
 ―嘘と誤解の鉄砲史観にもの申す 
 
第二話 歴史時代の鉄砲、前装銃とは(上)

   野呂田秀夫 前田日明の肉体と魂<最終回>