■竹刀は捨てろ 真剣を持て
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一、試斬の必要 <竹刀剣道は忘れろと説く> 競技的試合に堕落した者は 相当の自信を持っているのに 軍刀を振っては十分にその成果を挙げられる者は少ない 軍刀は 重量 長度 構造 重心位地など竹刀と異なる 用法においても刃筋 速度 力の方向 肉体に斬り込む気持 突き刺す気持など異なる 竹刀剣道での臂力{ひりょく}(腕の力)で軍刀を操作しても わずかに敵の被服を裂き 皮膚に傷をつける程度である 居合 抜刀術は敵を相手としないが 自己反省を行いつつ 練習を重ねれば効果は大きいが 実物(肉体)に対し斬り込み 突き刺しなどの実感を体得できない 試斬は軍刀を持って斬撃刺突し はじめて掌中の感覚を体得しなけばなぬ
人を斬ってみなければ会得でないと では 戸山学校では馬/犬を斬っていたのか
二、試斬の目的 <自己の技量への自信> 実物に対する衝突を行う際の下腹部の充実 軍刀の握り締め 臂力の用法 刀突{せんとう}(剣先) 刀刃の方向など会得し 自己の技量への自信力を得て また軍刀の斬味 抗堪力{こうたんりょく}(敵の攻撃に耐えうる力)を試し 自己の軍刀に対する信頼を度を深め 格闘における必勝の確信を得なければならない
−−−−−−★−−−−−− きのう クリスマス 古い映画 『戦場のクリスマス』 所長(坂本龍一)が部下と 真剣で掛かり稽古をやっていたな あのシーンだけ 覚えている あとは 忘れた
十五、六年前になる (武道通信かわら版)鎖帷子剣士 突然 国立へ尋ねてきた 初対面である いきなり こう云った 「刃引きの真剣で試合しませんか」 拙者 心の中で膝を打った やりたかったのは 剣道でなくコレだった
偶然にも鎖帷子剣士 拙者の“週一”剣道クラブの師範格は大学剣道部の後輩であった ゆえに 「刃引き試合」が実現した (といっても拙者と鎖帷子剣士の二人だけ)
2005年 刊行 兵頭二十八:著 『解五輪書: 宮本武蔵の戦闘マニュアル』 兵頭さんから 写真撮影用にモデルを頼まれた そこで 佐山聡/田中光四郎 それに 刃引きの真剣で試合の 元日本航空国際線パイロット某氏に登場願った そのとき 某氏 鎖帷子をつけてきた で 「鎖帷子剣士」 拙者 名づけた
『解五輪書: 宮本武蔵の戦闘マニュアル』 Amazon レビュー [重い真剣でかつための方法を記した章を最初に取り上げ 佐山聡氏らをモデルに 著者の解釈による構えを実際に写真で見ることができる お陰で竹刀による剣道ではない当時の真剣勝負で狙っていた場所がよく判る]
2025/12/26(金)  |
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