■番外地と番外地の遭遇
|
兵頭さん 「論客対談」で 前田の零戦への思い入れに 愛好家を遥かに超えたものがある こちらがつい 恥じ入ってしまうくらいだと
そう 「プロレスは八百長だ」で 想い出した 想い出したと云っても 先の五月中旬のハナシだ 週刊プロレス同窓会なるもの行われる 出席乞うの速達 神保町だと云う 都心まで面倒だ ヤメタ!
そしたら前日 デザイン部からプロレス編集部に入れたスタッフから電話 このS君 退社 デザイン事務所立ち上げた 事務所開きの折 飯田橋坂上に出向き 近くの寿司屋で祝いだと御馳走した
杉山頴男事務所立ち上げた際 祝いだと名刺をつくってくれた 「武道通信」イメージとは程遠い どこかのデザイン事務所のような名刺 S君に「武道通信」創刊号から二、三号の表紙デザインを依頼した記憶
S君 拙者が認知症なるものになっていないか 危ぶんでいた気配 ならば 行かなければなるまい 週プロの“震源地”なる者は いまだ健在だと示さねばならぬ
開演時間 三十分ほど遅刻 挨拶を乞われた
家紋入りの陣羽織 羽織/袴 姿 「サムライタイムスリップしてきたわけではない 電車で来た 電車の中で考えた 週刊プロレスとは 週プロとは 何であったか 入社の際 社長に手渡した履歴書 入社の理由の欄 生活のため のひと言 野球が好き スポーツ誌の編集がしたい など 嘘は書けなかった スポーツ総合出版で番外地の編集者であった スポーツ総合出版の社員 誰もプロレスがスポーツだと思っていない スポーツ総合出版番外地の編集者と スポーツ総合出版番外地のプロレスとの遭遇 それが週刊プロレスを生んだ」
番外地の編集者 なぜ業界誌から脱皮できたのか 編集者の本分は 時代の精神みたなものと 格闘して時代を読み解く コレは 云わなかった プロレスファンに嫌味になるから
2025/06/26(木)  |
|