■デーバイ将軍
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凡そ2500年前 地中海ギリシャ 栄えていた この時代の戦い 3mほどの長い槍と丸い楯を持ち 眼のところだけ穴があいた青銅製兜を頭からすぽっり被った歩兵たちが主役
彼らは縦一列に十人ほどが並び 横方面にはこの列が何百列も続く巨大な密集隊形を作った 何千名もの兵士たちがつくった何百mも続く人の壁は びっしりと並んだ楯の間から 3mほどの長い槍を突き出すと 整然と前進して敵の正面にぶつかって行く
敵も同じように密集隊形をつくるから まさに押し合いになる 互いに相手の密集隊形を崩そうと 長い槍を敵の楯の間にグイグイと突っ込んで隙間を開けようとする また楯の下に出ている相手の足を傷つけようとする
崩されないようにするには 人の壁を厚くして 前の列が倒されても すぐ後ろの列が前に出ればよい このような戦闘では 兵士の数が多い方が有利
紀元前371年 都市国家の一つである デーバイ将軍のエバメイノンダス 「レウクトラの戦い」のおいて 敵軍よりずっと少ない軍勢で 軍事国家スパルタの優秀な軍勢を見事 打ち負かした
スパルタ軍 鮮烈の端から端まで 兵士を縦に十二列並べる 対してエバメイノンダス 戦列の左側だけに縦五十列も並べた 戦列は できるだけ敵と同じぐらい伸ばしておかないと 側面から敵に回りこまれてしまう
デーバイ将軍 中央と右側の列には ほんの数列しか並べることができない それでもスパルタ軍に比べ随分短いものとなった 当然ながらここを攻め込まれたら デーバイ軍 完敗することに
これはバメイノンダスの戦術 自軍の弱点に敵を誘い込むことにあった バメイノンダス 強力にしておいた左側の前面の兵を動かし 自軍が有利に戦える戦列の左側だけで戦闘を展開することに成功 一万一千名の敵に対して七千足らの兵力で勝利できたのだった
−−−−−−★−−−−−− 桶狭間の戦い 織田信長 今川義元の本陣を 桶狭間の「沓掛(くつかけ)」と「鳴海(なるみ)」の間にある 周囲を丘陵や深い森に囲まれた狭い谷間(桶狭間)に誘い込んだ いや 義元 自ら弱点をさらした 信長 地形の弱点(狭さ、隠れやすさ)を突いて奇襲した
地政学 地形がことなる文化 戦術も異なってくる
2026/03/24(火)  |
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