■右翼/左翼とは
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【前田日明編集長対談 右翼正統の民族派は終わらない ――民族の生き方を取り戻す 論客・松本健一】
【◆前向上 5,6年前、松本氏に前田日明と対談しませんか、と 某出版社から話があったという。なにがし等の事情で実現しなかったそうだが、テーマは何であったろうか。しかし、今日、民族主義もナショナリズムも、その再評価から日本人の明日の生き方の選択を迫る切羽詰まったテーマとなった。 まさに満を期した対談となった。】
対談は やはり 右翼はおわったか から始まる 前田 前巻の木村三浩氏 こんなニュートラルのような右翼の人もいるんだと驚く でも「右翼は終わった」に木村氏 新右翼も反発したんだそうですね 松本氏 全国の右翼からと笑う 【松本氏 → 従来の右翼の立場は反共であり、反共のよりどころとして 天皇主義の側面が強かった。そういう右翼は終わったと言いたかった。】
前田 10年前 「朝まで生テレビ」 たまたま木村氏の隣 右翼と違う 清々しい人の印象 木村氏を見ていると 右翼は左翼の対立概念でなく 文化としての民族固有の道徳 倫理観を体現する者としての自立した人で それが民族派だと云っているようで
【松本氏 → 右翼も左翼も、カテゴリーとすればたかだか百年の中で通用した、ロシア革命以後から東西冷戦が終わった70〜80年間しか通用しなかったカテゴリーで、いま前田さんが言った吉田松陰は左翼か右翼か分類するのは意味のない馬鹿馬鹿しい問いかけなんです。】 日本人がついこの前まで好きだった代表的人物は西郷隆盛で、最近では坂本龍馬ですが、時代状況で思想家、行動者の評価は変わりますが、民族の歴史をどう捉えるか、その考え自体がなければならないのですが、たかだか百年の右翼か左翼かというカテゴリーで、吉田松陰、西郷隆盛の生き方、思想性の深さを捉えそこなうことになります。-------- 百年前の左翼の思想の根拠は、民族の伝統も所詮資本主義、帝国主義に蹂躙されていくから、それに抵抗するために「階級」に立脚するという形です。 それに対抗するため「階級」に立脚するという形です。 それに対して、近代化で民族の暮らしがめちゃくちゃにされていくときに
「民族」に立脚するという形が右翼のわけです。】
−−−−−−★−−−−−− 欧州議会選 「急進右派政党」が躍進とか ドイツ/フランス/オランダ/オーストリアなど 極右政党台頭 欧州左翼党も踏ん張っている 彼らから右翼 左翼のレッテルをはがしたとき 彼らは何者なのであろうか
『武道通信』 創刊時 「杉山さん 右翼だったんですか」 拙者 右翼のレッテルをはがしたとき 何者なのであろうか
2025/02/22(土)  |
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