■「死」のフィクション
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【床几 殺陣と武道 高瀬将嗣{まさつぐ}(殺陣師)】
高瀬氏 殺陣の道場を開いて その演武会を 府中かどこかへ観にいった記憶
高瀬氏 末尾 「ただ困ったことに 殺陣と武道をゴッチャにしている俳優がいるコトは頭痛のタネ」
要は「バーリツゥード」と「プロレス」の違い どちらが強いかといった類の話でなく 目的も結論も違う
絶対に経験できない「死」をもって結びとする演技 それが殺陣 と高瀬氏 「死」を いかに必死で フィクション化するというのであろうか
−−−−−−★−−−−−− 殺陣で白眉だったのが 「椿三十郎」ラストシーン 何度 観てもカッコいい
黒澤の台本 「これからの二人の決闘はとても筆では書けない 長い恐ろしい間があって 勝負はギラッと刀が一片光ったただけで決まる」 これだけ
殺陣師の久世竜 “椿三十郎” 頭をひねった 毎日 あーだ こーうだと 片や 斬られ役“室戸半兵衛”は ただ 刀をに抜くだけの稽古させられていたそうだ
左手で太刀を抜き 右手を添えて相手を斬るという方法が編み出された たしかに 右手で抜くより左手で抜いた方が 零コンマ早い アノ 血吹雪 “室戸半兵衛”の胸に巻きつけられいたポンプの手違いだったらしい
黒澤 ほんとに仲代達矢が斬られたと思った とのオチまでついている
2025/05/15(木)  |
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