■中村泰三郎 試し斬り速度 00.8秒
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中村泰三郎 当時 七十歳 全日本抜刀道連盟/全日本戸山流居合道連盟会長/中村流抜刀家 津本氏 まず見せられたのは 茶碗ぐらいの太さの青竹をポンと置くなり 袈裟懸け 角度45度に斬る 上半分が飛び 下半分は立ったまま 次に 巻藁 左右袈裟斬り 左右上方斬り 横から一文字斬り 一瞬に巻藁が宙に飛ぶ
米國の映画会社 撮影 拳銃の早撃ちチャンピオン0.3秒 試し斬り速度 0.1秒ぐらいと思いきや 高速度撮影したら写っていなかった 中村泰三郎の振り 00.8秒 撮影者 驚く
次に 大きな板の上に 特大の巻藁 二つ重ね 一刀両断 一個で人間の胴 一つ
ここから 中村泰三郎に促され 津本氏の巻藁初体験 「斬れると思って斬る 斬れないと思ったら斬れない 茶巾しぼりで 手の内を締めて」 パーンと下の板を叩く音だけ 何の抵抗もない 空気を斬った感じ 次は二つ重ね これまた空気を斬った感じ 中村泰三郎 初めてにしては大したもんだ 剣道高段者でも 斬れる者は少ない
剣道で 津本氏の相手は面を打たれると目から火がでる 小手を打ったら晴れあがる 皆から嫌われたと笑う でも 抜刀ではそれがいいんすねと
中村泰三郎 今度は巻藁を 剣道では横面しかやったことがない 刀身が巻藁に食い込んで 刀が5mmほど曲がった
次は 豚を斬ることに つづきは次回
−−−−−−★−−−−−− 剣道をはじめる前 抜刀道場へ 模擬刀で型の稽古 半年ほどして 初めて真剣で巻藁斬り 真剣を持ったのは初めて 天然理心流十代 平井泰輔師範 何と云ったか覚えていない 右袈裟斬り 斬れた 巻藁上の方が床に落ちた
ガキ大将の頃 チャンバラで何人も斬った 巻藁 子分どもに見立てたのか 定かでない
2024/07/09(火)  |
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