■右翼は終わった
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十四ノ巻 【前田日明編集長対談 論客対談 論客・松本健一】
対談に入る前に 巻頭「論客談言」 【一人で居ても淋しくない男になれ ――頭山満、北一輝から「右翼」のレッテルをはがしたとき】
松本健一 気になっていた評論家だった いや 「評論家」というレッテルをはがしたとき 気に入る人だった 記憶は定かではないが 『右翼・ナショナリズム伝説』を讀んでからか
【松本氏 → 右翼は終わった。とわたしが最初に書いたのは、 一九八九年にベルリンの壁が壊され、共産主義がイデオロギー的に 敗退していった、そのずぐ後のことだった………… 右翼はナショナリズムを代弁することによって、 左翼の革命=共産主義に対抗してきた。 そうだとすると、左翼の対抗勢力としての右翼も終わったのである。 右翼が背負っていたナショナリズムは、 現在では、木島等(長崎市長)や石原慎太郎などの保守勢力によって 十分引き取られてしまっている。 だが、そうだとすると、これまで右翼の象徴的存在だった 頭山満というひとは、まったく過去の存在になり、旧い右翼の人々の 追憶の対象となるだけなのだろうか。また、その思想的意味など永遠に なくなるのだろか。】
松本健一 頭山満から「右翼」のレッテルをはがしてみた それで何が残るか と すると 記憶の中から 頭山満の一言 「一人で居ても淋しくない男になれ」という言葉が つよく浮かび上がってきた と云う
−−−−−−★−−−−−−t 前巻の論客 木村三浩氏が本にしたい原稿がある タイトルが決まらない いいタイトルないかと 相談された 木村氏の心情 察して 「右翼は終わってない」といったもので良いのではと提案
『右翼はおわってねぇぞ! 新民族派宣言』(2001刊) 巻末に前巻の前田日明との論客対談を載せたいと由 了解した
2025/02/18(火) ![晴れ](./hare.gif) |
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